PyConJP 2017に登壇してきた
ずっと放置していたブログを、久しぶりに書く。
PyConJP 2017に初参加・初登壇してきた。
ちなみにTalk内容はこれ。
登壇資料はこれ。
はてブ数337ブックマークついた。ホットエントリー入りした。 今回のPyConJPの資料の中では一番はてブはついたんじゃないかと思う。
ちなみに開催前に座談会のオファーを頂き、
CodeZineデビューもしました。
発表の振り返り
スライドの内容について
- 発表内容がありきたりな技術説明が多くなってしまったと思う
PyConという場は初参加だったが、Sparkのようなビッグデータ領域の技術に興味がある、使ったことがある人はそれほど多くないかな、と予想した。
なので、「Sparkのいろは」的なところから説明するような発表内容にした。
結果的に、Toggetterの反応を見る限り、狙ったとおり、Spark使ったことがないというユーザにある程度興味をもってもらうことには成功したように思う。
ただ、一部のSparkをガンガン使っている人にとっては、前半部分特に知ってる内容でつまらなかったんじゃないかと反省。
いろんなレベルの人に満足してもらえる発表は難しい。。
テーマについて
本当は、発表に盛り込みたい内容として、もう一つあった。
それは、「入社して2ヶ月で月間3000万UUを支える分析基盤をほとんど一人で作った話」。
今回PyConにCfPだしたのは、この件でSparkを使ったからだった。
わりと、ここのはなしもつらみとか工夫とかいろいろあって、その話もしたかったけど、
Pythonとの関連性が低かったから入れなかった。
どこかで昇華させたい。笑
登壇準備とか当日の流れとか
- 仕事がいろいろあった+体調崩してて、発表前日の夜にあわててスライドとデモ作った。
発表練習も1度もできないままの登壇になった。
もう少し前からちゃんと準備して発表練習すればよかった。 - アクシデントでパワーポイントが使えなかった。事前にspeaker deckに登壇資料あげていたので、とりあえずそれでできたけど、
今何分経ったかもわからない状態でしゃべることになったが、その割にだいたい時間どおりに話せたのは奇跡だった。
今度からPCは2台持ちにしよう。
登壇の感想
- 登壇のあと、質問をしてくれる人が何人かいた。昼食の時間を削ってまで熱心に質問してくれるのはとても嬉しかった。
- スピーカーTシャツを着ていたためか、懇親会でも話しかけてもらえた。自分から話しかけるのが苦手なので、とてもありがたかった。
わたしはPython自体にとても詳しいわけではないので、むしろ教えていただく事が多く、本当に貴重な機会だったと思う。
全体の雰囲気とか
- とにかく人が多かった。
- 昼はもちろん、早めに行くと朝弁当も出る。懇親会のごはんも美味しかった。
- やってみた系の話から機械学習などの特定技術の深い話や事例の話まで、非常に幅広かった。
Python自体にそこまでこだわらなくてもいいっぽい?
自分が聞いたセッションで面白かったものいくつか
- 1日目は質疑応答の対応とかいろいろで、セッションきけなかったので、2日目のみ。。
基調講演: Pandasコアコミッターが語る 今日から誰でも始められるOSS活動のススメ
OSS活動の生の話が聞けてよかった。
OSSコミュニティに限らずチーム開発を行う上でのヒントになりそうな内容がたくさんあった。
Running Dask in the Cloud
PySparkと違ってpure Pythonで動く並列分散処理フレームワーク daskの説明。
PySparkと比べたときのメリットとして、複雑な分散コンピューテーションが可能とのこと。
どういうことかあとで調べる。
Geospatial data analysis and visualization in Python
geopandasなどを使った対話的な地理データを使った分析とビジュアライゼーション。
食べログデータを使っているとのこと。
デモが分かりやすかった。
SREエンジニアがJupyter+BigQueryでデータ分析基盤をDev&Opsする話
ちょっと疲れたのでyoutubeで聞いてた。
ここ3ヶ月の私と同じ課題と立ち向かっていそうなのでこの人と会話してみたかった。
さいごに
こんな大きなイベントを企画遂行している運営の方はすごい。
ありがとうございました。
参加者の方々も、皆様お疲れ様でした。